きになる文房具

シンクステーショナリーNAKAのコラムのようなもの

色鉛筆が消せるおしゃれな消しゴム「シード Gフォーカラー」

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「色鉛筆で描いたものも消しゴムで消せれば良いのに…」

誰もが一度は考えたであろうテーマだと思う。

ではなぜ色鉛筆は消すことができないのか?少し鉛筆と色鉛筆の違いを調べてみたのでまとめておきたい。 簡単に言ってしまうと、鉛筆は紙に定着しにくく、色鉛筆は定着しやすい性質をもっているという。それぞれが作られる原料にその違いがあるようだ。

まず通常の鉛筆の芯は、黒鉛と粘土を高温で焼き固めて作られるそうだが、特性上、紙に定着しにくい性質をもっている。そのため消しゴムで紙上の黒鉛を吸着し簡単に消すことができる。手でこするとボヤけたり、経年変化により文字が薄くなったりするのもこのためだろう。

 

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対して色鉛筆の芯は、色を出すために染料や顔料を使用するが、鉛筆のように高温で焼いてしまうと肝心の色が変化してしまう。そこで低温で固めるため、蜜蝋や油性ワックスが混ぜられる。この成分が紙に定着しやすく、通常の消しゴムでは吸着しきれないため、ほとんど消すことができないという。

 

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では色鉛筆を消すためにはどうすればよいか?答えはいたってシンプルだった。消しゴムの粘着性をあげればよい。

 

 「GRAPH×SEED Gフォーカラー」は通常より粘着性を高めた色鉛筆専用の消しゴム。シードとえば、「あの青い消しゴム」でお馴染み、日本を代表する消しゴム「レーダー」が有名だろう。1968年の登場以来、消しやすさと愛着あるパッケージで、長きにわたり愛用され続けているロングセラーアイテムだ。

ところでこの「GRAPH×SEED Gフォーカラー」、洗練されたパッケージデザインが目を惹くが、それもそのはず、こちらはアートデザイナー北川一成氏率いるグラフィック集団「GRAPH」とのコラボレーションで誕生している。パッケージには消しゴムの用途と、種類、品番の文字情報だけが印象的にデザインされ、最高に格好の良い仕上がりだ。私はこういった機能性とデザインに優れた文房具を手にするとワクワクが止まらない。

 

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実際に使うには少しコツが必要で、最初はゆっくりとこすりはじめ、徐々に力をいれていく。すると色鉛筆で書いた文字が、みるみる消しゴムに吸着されていく。色鉛筆の他にも、紙に馴染みやすい4Bなどのやわらかい鉛筆にも適しているそうだ。

 

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日本の消しゴム作りの高い技術力と、最先端デザインのコラボレーション「GRAPH×SEED」。当シリーズには、あの「レーダー」タイプや他にも種類があるので、手に入れた際はまたレビューしてみたい。

 

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<製品詳細>
◼️製品名 GRAPH×SEED 消しゴム Gフォーカラー EP-CPG-100
◼️サイズ
70×15×15mm
◼️価格
100円(税抜き)
◼️メーカーサイト(外部リンク)
http://www.seedr.co.jp/eraser/eraser1.html